在宅ワーク仕事術

やることが多すぎて時間がない在宅ワーママへ。自分だけの解決策を探す4ステップ

こんにちは!あやかです。
このブログを見つけてくださって
ありがとうございます!

今日も1日、何も終わってないのに時間だけが過ぎていく……

在宅ワークと育児を両立しようとする中で
そんな日が続くと、どっと疲れてしまいますよね。

現状を変えたいと思い、Googleで検索したり、
SNSで探したり、はたまた本を読んでみたり。
自己啓発・時短術・時間術……
世の中には「時間がない!」を解消するための
方法論が溢れていますが、調べて読んでみたものの……

なんだかしっくりこない。
理屈は分かる。でも、現実は上手くいかない。
結局、「時間がない!」と嘆きながら、
気合いで乗り越える毎日。

もしかすると「時間がない」を解消できない理由は、
“自分に合わない方法を無理に当てはめていること”
かもしれません

大事なのは、「誰かの正解」ではなく、
“今の自分”にちょうどいい解決法を見つけること
なんです。

この記事では、
「時間がない…」と感じたときに、
自分だけの解決策を探すための4つのステップ
をご紹介します。

やみくもに行動する前に、
“視点”を整理するところから一緒に始めましょう。

自己紹介

私は、ライターやInstagram運用代行などの
お仕事をしている在宅ワーママ

夫と2歳の子どもとの3人暮らしです。
イヤイヤ期の子どもに振り回されながら、
上手く時間を使って効率的に仕事を進める方法を模索しています!

時間管理術が上手くいかない本当の理由は「自分に合っていない」から

「時間が足りない」
「効率よく動きたい」
そう思ってSNSや本を調べると、
こんな方法がよく紹介されています。

  • タスクをすべて書き出す
  • 優先順位をつけて並び替える
  • スキマ時間を活用する
  • 家事代行や時短家電に頼る
  • タスク管理アプリを導入する

どれも「なるほど!」と思える内容ですし、
試す価値はあります。
でも、本当にそれ、
「今の自分」に合っていますか?

時間管理術はたくさんあるけれど、
それが「今の自分」に合っているかどうかは別問題。
試してみないと分からない。
でも、試す時間すらないのが現実です。

たとえば、1日中子どもの相手をしながら
家事・仕事をこなしている在宅ワーママにとっては、
「ツールを導入して効率化」よりも、
「考える余裕がないこと」自体が大問題
だったりします。

時間がないのは、やることの量だけでなく、
「選ぶ・判断する・考える」ことが
多すぎるのが原因かもしれません。

だから、まず必要なのは、
“今の自分の状況”と“思考の整理”をすること。

やみくもに方法を探して振り回されるより、
自分の頭の中を一度棚卸しして
「何が自分を忙しくさせているのか」
に気づくことから始めてみましょう。

次の章からは、そのための
自分に合った解決策を見つける4ステップ
をご紹介していきます。

やることが多すぎて時間がないあなたへ。今すぐ試せる4つの整理ステップ

ステップ1:頭の中を書き出して「考える疲れ」を減らす

「やることが多すぎて時間がない!」の原因は
実は単純なタスク量だけでなく、
「判断の多さ」のせい
かもしれません。

日常の小さな選択から、重要な意思決定まで、
人は1日に膨大な数の「判断」をしています。
「1日に35,000回ほどの決断を下す」
という研究結果もあるそうです。

判断の多さが疲労やストレスの原因になる
ということは心理学の研究で明らかにされています。
選択が多過ぎると、脳のワーキングメモリが圧迫され、
判断力が低下する「決断疲れ」状態に
スマホのメモリがパンパンになって
アプリが頻繁に落ちてしまうのと似たような感じですね。

家事、育児、仕事と、様々なタスクをこなす
在宅ワーママにとって、決断疲れは大敵。
その後のタスク遂行に大きな影響を与えます。

そこで、「判断量」を減らし、
脳に余白を作ってあげることが重要です。
例えば、こんな方法があります。

【1回3分】今日の迷いごとを書き出す

夕方か寝る前「今日ずっと気になっていたこと」を
思いつくままに3つ書きだす。
「解決しよう」と考えず、書くだけでOK。

例:
「子どもの習い事、どうしようかな……」
「SNS投稿作成が進んでいないな」
「夫に頼みたかったこれ、言えなかった」

効果💡
判断が保留になっているタスクを
書くことで脳から追い出してあげます。

【毎日使える】ルーチン化チェックリストを作る

朝起きてから夜寝るまでの行動のうち、
迷わずできるようにしたいことを書き出して
チェックリスト化します。

例:
起床→白湯を飲む→洗濯機をまわす
昼食→10分だけSNSチェック→食器を洗う
子どもの寝かしつけ→翌日の仕事の優先事項を3つ確認

効果💡
毎回「次にやることは……」と考えていたことを
自動運転にすることで、脳の判断負荷が下がります。

こういったワークを活用し、
まずは脳の渋滞を止めましょう。

ポイントは書き出すこと。
手書きでも、スマホのメモでも何でも大丈夫です。

形のない思考の状態でモヤモヤ考えていたことを、
自分の手で文字にすることで、目に見える状態にします。
それだけで、少し脳に余白を作れます。

ステップ2:「私がやらなくてもいいこと」を見つけて手放す

ステップ1で脳の渋滞を解消できたら、
次に「やらないことリスト」を作ります。

毎日のルーチンでやっていることは、なんとなく
「やらなければいけない」
と思いがち。

そう思っている事がらを書き出し、改めて、
「これ、本当に私がやらなきゃいけない?」
と自問してみましょう。

自問リスト

「これは私じゃなきゃできない?」
「誰かに頼んでも大丈夫なことでは?」
「一度やめてみたら、どうなる?」
「本当に、毎日必要なこと?」
「『やって当然』と思っているだけじゃない?」
「やらないと本当に“困る”のは誰?」
「もし、親友が同じ状況だったらどう声をかける?」

1つでも「確かに……」と思えたなら、
それが手放しのサインです。
自分の思い込みに気付きましょう。

例えば、家事や育児ではこんな思い込みがあるかもしれません。

家事・育児 思い込みかも? やめる or 簡略化する こと
洗濯 毎日洗濯・干す 洗濯乾燥機+洗濯物が少ない日は2日分まとめ洗い
💡洗濯ストレスが激減して時間の余裕
掃除 毎日の掃除機 週末にまとめて&ロボット掃除機に頼る
💡アレルギーなどが無ければ意外と困らない
食事 1日3食手作り 朝はグラノーラ+果物、昼は冷食解禁
💡栄養は保ちつつ、心に余裕を
洗い物 毎食後手洗い 食洗機+「使い回す」「紙皿」の日もあり
💡使いまわしも全然OK。罪悪感より自由を!
子ども対応 常に全力対応  声だけ返す、遊ぶ時間を決める
💡少し離れることで自分も冷静になれる
保育園の準備 毎日完璧に整える 忘れても先生が助けてくれた
💡「迷惑かけらない」は実は思い込み

それでも、
「やらなくてもいいことなんて見つからない」
と感じる方もいるかもしれません。
そんな方は、こんなふうに考えてみるのはどうでしょうか?

🌱あなたはいつもがんばっている。でも、その思い込みが自分を苦しめていない?
🌱1つやめたら崩れるようなら、そもそもが“崩れる設計”だっただけ。
🌱「1人で全部背負ってる」からこそ、“1つ手放す”ことで呼吸ができる。

「今やっていることを全部やった上で、時間を作らなきゃ!」
と思わないで大丈夫

「減らすこと」に知恵を使いましょう。

ステップ3:「自分だけのルール」で行動をシンプルにする

「やるべきこと」を減らせたら、
次は1つだけ「自分だけのルール」を決めましょう。

時短術や効率化のテクニックをたくさん知っていても、
自分の生活に合ったものでなければ続きません
だからこそ、「今の私にぴったりのルール」
を1つだけ決めてみましょう。

自分だけのルールを考える3ステップ

①最近つらいと感じる瞬間を思い出す
②本当はどうしたいのか考える
③「今日からこうしてみる」ルールを1つ考え、まず3日間試してみる

例えば、こんなルールはどうでしょうか?

向いている人  ルール名 内容
タスクに追われて疲弊しがちな人 1日1タスク完了 家事・育児・仕事問わず「今日はこれだけやったらOK」を1つ決める
イライラを爆発させがちな人 子どもが泣いたら中断→深呼吸 泣いたら「ごめんね」と声をかけて一度手を止める。そのあと“3秒深呼吸”して再開
集中力が削がれがちな人 午前中スマホ通知オフ SNSやLINEの通知を午前はオフにする
週の途中でリセットしたい人 水曜日は家事しないDay 水曜だけは掃除も洗濯もやらない。最低限だけでOK
夜が戦争状態の人 食器洗いは翌朝OK 夜は寝かしつけ優先、食器は翌朝まとめて洗うことにする
子ども対応で仕事の手を止めがちな人 声だけ対応OK 子どもが呼んでも物理的には動かず、声かけ対応を許す
 やる気が出ない・思考停止しがちな人 何も進まない日対策の10分ルール 何かを始められない日は、まず10分だけと決めて動く

朝、その日の活動を始める前に
「今日はこれさえできれば合格」
と1つタスクを決めて、できたら自分に
マルをつけてあげます。

「あれもこれも、やらなきゃ!」
と思うと追い詰められるような感覚に陥りますが、
「これだけやれた!」
ということが1つあると、自己肯定感もグンと上がります。

はじめは「誰かが提案しているルール」でOK。

「こんな時、私はこうする」とあらかじめ決めておけば
その都度選択しなくて済むようになり、
気持ちの余裕が生まれます

試してみて上手くいかなかったとしても
自分を責めなくて大丈夫。
「このやり方は合わなかった」という
収穫ができたと思いましょう。
「続けること」ではなく、
「試して経験が増えた」ことに価値があります。
3日坊主でOK。それも立派なデータです。

小さく試し、続いたら微調整をすることで
次第に自分に合う形に変化していきます。

ステップ4:「今日できたこと」を振り返って達成感をつくる

「自分だけのルール」を決めて実行してみたら、
振り返りの時間も作ってみましょう。

夜、「今日の3つのOKポイント」を書きだします。
家事・育児・仕事のどの分野でもOK。
主観的な内容で問題ありません。

「できなかったこと」ではなく
「できたこと」に目を向ける、
ためのシンプルな振り返りワークです。

忙しさや自己否定感に飲み込まれがちな
ワーママの心を少しだけ前向きにしてくれます。

例:
・子どもに笑顔で「おはよう」が言えた
・怒りそうになったけど、深呼吸して言い方を変えられた
・冷凍食品で済ませたけど、昼食は抜かなかった
・洗濯物をたたまず山積みでも「今日はこれでOK」と思えた
・クライアントに返信ができた
・5分でもパソコンに向かえた

終わらなかったことを振り返るより、
自分でOKと思えることが1つあるだけで
進んだ実感が得られ「今日は悪くない1日だった」
と思えるようになります。

子どもの寝かしつけ後や、自分が寝る前の1分で
ノートやスマホにメモしてみましょう。

「時間がない!」を抜け出すカギは、自分だけの仕組みづくり

「やることが多すぎて時間がない!」の解決策を探す4ステップ

ステップ1:頭の中を書き出して「考える疲れ」を減らす
ステップ2:「私がやらなくてもいいこと」を見つけて手放す
ステップ3:「自分だけのルール」で行動をシンプルにする
ステップ4:「今日できたこと」を振り返って達成感をつくる

人それぞれ、性格も、置かれた環境も、キャパも違います。

忙しさに飲み込まれそうな日々でも、
「自分に合ったやり方」を
少しずつ見つけていけば大丈夫
今日から、ひとつずつ「手放してみる」「試してみる」。
それが、時間と心に余白を取り戻す、
はじめの一歩になります。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
またお会いできるのを楽しみにしています🍀