「ChatGPTを使って記事作成を時短しよう!」
……素敵な響きですよね。
でも、実際は多くの人が「思ったより使えない………」と感じています。
理由は「やり方」が間違っているから。
この記事では、
無料版ChatGPTで
「速さと質」を両立する2ステップ
を解説します。
ChatGPT記事作成のプロンプト(=指示文)も公開。
コピペして使ってみてくださいね。
ChatGPT記事作成の悩みを解消しましょう!
自己紹介
私は、取材記事をメインに活動しているライターです。
記事作成に時間がかかることに悩み、
ChatGPTを使ったライティング時短に挑戦しています。
同じように悩んでいる方に、少しでも役立つヒントをお届けできたら嬉しいです。
この記事で得られる3点
① 無料版でも高品質に書く手順
② すぐ使えるプロンプト23本
③ 出力を“武器化”する3チェック法
ステップ①無料版ChatGPTの記事作成で“速さと質”を両立させる「段階的プロンプト法」

ChatGPTを開いて
「○○というテーマで3,000字書いて」
と一発指示しても、満足いく記事にはまずなりません。
指示(=プロンプト)がざっくりし過ぎているからです。
ChatGPTを使った記事作成のコツは
段階的に指示を出すこと。
これで記事の精度がぐっと上がります。
では、段階的プロンプト法の流れを実例で見てみましょう。
段階的プロンプト法:3ステップで構成・執筆・仕上げ!
①構成設計……競合分析して見出しを作成
②本文作成……見出しごとに本文を作成
③仕上げ……E-E-A-T視点で統計と出典を追加
の順でChatGPTとやりとり
・段階的プロンプトで構成→本文→加筆の流れをつくる。
・自動生成に100%依存せず、人力で精査・強化する。
例:「家事 時短」のキーワードでブログ記事を書く
①構成設計
プロンプト例:
「家事 時短」のキーワードでSEO記事を書きます。
競合の記事の内容をチェックした上で、タイトルと見出しの案を出してください。
入力後わずか1分で、見出し案を8本自動生成してくれました。
(※画像は3本分のみ掲載しています)
「競合記事をチェックして」と書いているので、
他記事のリンクも貼ってくれています。
8つの見出しを作ってくれたので、そのまま書き進めるか、
この中から取捨選択すればOKです。
②本文作成
プロンプト例:
「1.はじめに:家事の時短がもたらすメリット」の本文を400字で出力してください。
返ってきた回答はこんな感じです。
「トーンを変えたバージョンも出力できますよ」
とChatGPTが自動で提案してくれました。
この後さらに、
「ママ向けに少しカジュアルに」
といったオーダーを出すと、ChatGPTが書き換えてくれますよ!
(ちょっと硬めの文体ですが……ここではこのまま進めていきます)
同じ要領で、見出しの数だけ本文の記事作成をします。
③仕上げ
プロンプト例:
出力した本文に、E-E-A-T視点で統計を補完して。出典もあわせて出力してください。
返ってきた回答はコチラ。
ChatGPTが統計と出典を自動挿入してくれました。
この手順を各章で繰り返します。
ChatGPTは誤情報を出力することもあります。
必ず出典を確認しましょう!
これで、記事全体が完成。
無料版ChatGPTでもここまでできます!
あとは全体を通して確認や微調整を行いましょう。
そのまま使える!ChatGPT記事作成のカテゴリ別プロンプト23本

ここからは、ChatGPTで記事作成する時のプロンプトを公開します!
前の章で段階的プロンプト法を紹介しましたが、
記事のパーツごとにさらに分解して微調整を行う際に活用してみてください。
〔〕内は作成する記事の内容に合わせて入力してくださいね。
ChatGPTの無料版では制限がかかり、回答が途切れることも。
途中で途切れたら 「続けて」 と指示すればOKです。
タイトル・アイキャッチ文
①
「〔キーワード〕」を必ず含めつつ、「成果が想像できる数字」「時短・無料などのベネフィット」を盛り込んだブログタイトルを7本ください。
32字以内、日本語、クリックしたくなる言葉選びを意識してください。
②
〔想定ペルソナの情報〕が抱く不安を質問形にし、その直後で解決策を示す型のタイトルを5本生成してください。
条件:キーワード〔キーワード〕を文頭に置くこと。
文末は「?」で終えない。
③
以下の競合タイトルと差別化できる、競合の主張に反論する視点のタイトルを5本提案してください。
必ず「〔キーワード〕」を1回含め、32字以内、パワーワード(爆速/失敗ゼロ等)を1語入れてください。
〈競合〉
1)〔競合タイトル1〕
2)〔競合タイトル2〕
3)〔競合タイトル3〕
④
サムネイル画像用のアイキャッチコピーを20字以内×3案あげてください。「〔含めたいワードワード①〕」「〔含めたいワードワード②〕」を必ず含めてください。
⑤
サムネイル画像用の抜粋文を30字以内で作成してください。読者の悩み→解決策→CTAを1文で表現し、キーワード〔キーワード〕を1回含めてください。
見出し生成
①
「〔キーワード〕」を必ず含め、クリック率が高まるH2見出しを7本、日本語30字以内で提案してください。
読者ペルソナ:〔想定ペルソナの情報〕
②
上級者向けの専門感を出しつつ、読みやすいH2見出しを5本ください。各見出しに数字or結果ワードを入れてください。
キーワード:〔キーワード〕
③
ストーリー性を意識し、「悩み→解決→行動」順に並べたH2見出しを6本生成してください。20〜28字で。キーワードを1回ずつ含めること。
導入文
①
この記事の導入文を100字以内で作成してください。読者の悩み→共感→ベネフィット→本文へ誘導の順で。キーワード〔キーワード〕を2回自然に入れてください。
②
「〔想定ペルソナの悩み〕」読者に向け、情景描写入りの導入文を120字で作成してください。キーワードを文頭と文末に入れてください。
本文詳細
①
次の見出し〔生成した見出し〕について、PREP法を使って400字で執筆してください。
②
「〔説明したい内容〕」の手順を①〜③の箇条書きで200字以内にまとめてください。専門用語はカッコで補足してください。
③
〔説明したい内容〕の概要→具体施策→注意点の3段落を各80字で書いてください。
④
「〔説明したい内容〕」を読者が真似できるよう、手順を5ステップのリスト形式でまとめてください。各ステップ1行25字以内で作成してください。
⑤
事例紹介パート用に、〔紹介したい事例が載っているサイト情報〕を引用しつつ150字で要約+学びを1行で補足してください。
メタディスクリプション
①
以下の記事の内容を120字でメタディスクリプション化してください。読者メリットと行動喚起を入れ、キーワード〔キーワード〕を1回挿入してください。
〔記事全体をコピーアンドペースト〕
②
SEO向けに155字ギリギリで最適化したメタディスクリプションを作成してください。キーワード〔キーワード〕を文頭に配置してください。
事実確認
①
以下本文の誤情報・根拠欠如箇所を箇条書きで抽出し、「修正提案」を添えてください。
〔記事全体をコピーアンドペースト〕
②
以下本文の統計データと引用元URLを列挙し、不足があれば「要出典」とマークしてください。
〔記事全体をコピーアンドペースト〕
③
以下本文の内容をチェックし、GoogleのE-E-A-T観点で不足している要素を3点指摘してください。
〔記事全体をコピーアンドペースト〕
校正・トーン調整
①
以下本文を中立&親しみやすいトーンに書き換え、文末を「です・ます」で統一してください。
〔記事全体をコピーアンドペースト〕
②
以下本文の内、200字以内で冗長表現を削り、1文40字以内へ分割してください。キーワード〔キーワード〕を消さずにお願いします。
〔記事全体をコピーアンドペースト〕
③
以下本文で誤字脱字・助詞抜けを修正してください。また、文章全体の漢字率を30~40%程度、1文内の読点を1~2個に調整してください。
ステップ②ChatGPTの記事作成を失敗ゼロにする最終チェック

ここまでのプロンプトを活用すれば、記事ができあがります。
記事を書き終わったら、最終チェックをしましょう。
完全AI任せは危険。
下記の2つの手順で必ず修正してください。
一手間かかりますが、記事の品質維持のためには重要です。
〔〕内は作成する記事の内容に合わせて入力してください。
①誤情報・重複を“鬼の目”でチェック
・引用元が不明な情報は削除
・同じ主張・類似文の繰り返しを排除
プロンプト:
あなたは厳格な校閲者です。
〈本文〉
〔記事全体をコピーアンドペースト〕
〈/本文〉
▼タスク
1. 誤情報・根拠不足の疑いがある文を【誤情報候補】として箇条書き。
2. 1文内で同内容を繰り返す重複表現を【重複候補】として箇条書き。
3. 各候補の後ろに「修正提案」を一言で添える。
▼制約
* 事実確認は「要出典」「年代ズレ」「数値矛盾」など理由を具体記載。
* 出力は Markdown。
②独自性・文体を“SEO編集長”の視点で
・他記事との差別化(体験・視点)
・文体の一貫性(口調、改行、語尾)
プロンプト例:
あなたはSEO編集長です。
〈本文〉
〔記事全体をコピーアンドペースト〕
〈/本文〉
▼チェック項目
A. 独自性 … AI生成臭・テンプレ表現を0〜5で採点し、改善案を出す。
B. 文体統一 … です・ます/である混在、口語・硬語の混在を0〜5で採点。
C. 重複率 … 同義語・言い換えでも内容が重なる段落を列挙。
▼出力フォーマット
– 総合スコア /15
– A結果・改善案
– B結果・改善案
– C重複リスト(行番号+要約)
※数値は簡潔に、改善案は1行20字以内。
ChatGPT記事作成のまとめと成功事例

①段階的プロンプト法で構成→章ごと本文→統計挿入
② 誤情報・重複、独自性・文体チェック→二重チェック
この2ステップで、記事作成の時短&品質維持が叶います。
実際に、ChatGPTで記事作成してGoogleの上位表示を狙えた例も。
事例:
記事アップ時30位前後→1か月後:10位前後→2か月後:安定して10位以内を維持
出典:
Siencaブログ
ChatGPTでブログ記事を作成してみた!プロンプト例や作成手順を解説
慣れないうちは時間がかかるかもしれません。
でも、繰り返し使って慣れるほど「自分の型」ができて時短効果が高まります。
無料プランでも、ChatGPTは「戦力」になります。
必要なのは、段階的プロンプトと人間のチェック。
あとはこれを読んだあなたが、手を動かすだけです!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
またお会いできるのを楽しみにしています🍀