毎朝「在宅 集中できない」と検索していませんか?
散らばるおもちゃ、洗濯終了音、鳴り続ける通知……。
気になったことにあちこち手を出しては仕事に戻り、
再び集中するまでに時間がかかる。
在宅ワークに集中できない原因は
“タスクを中断⇒再集中”を何度も繰り返す
「切り替え回数」の多さです。
この記事では、
在宅ワークに集中できないワーママでも
深い集中を確保する手順
を解説します。
在宅ワークで集中できない状態から抜け出し、
仕事も家事も回る毎日を手に入れたい!
そんな方はぜひ、読んでみてください。
まずは30秒セルフチェックで、
自分の脳の充電がどのくらいなのか確認しましょう!
自己紹介
私は、ライターやInstagram運用代行の仕事をしている在宅ワーママ。
中々収入を上げられないことに悩み、
「今よりも上流工程の仕事に関わりたい!」と考え、
Webマーケティングの勉強を始めました。
育児と家事、仕事の合間を縫って学習する毎日。
たくさんのタスクに追われる中で学習も進めるには、
集中が必要だと痛感。
集中力を高める方法を日々模索しています。
私自身の試行錯誤を、
あなたのヒントにしてもらえたら嬉しいです。
在宅で集中できない真の原因は「脳の充電切れ」

こんな経験ありませんか?
実は、集中力は
”脳のタスク切り替え回数”
で削られています。
「作業を中断すると再集中に平均25分かかる」
という研究結果も。
(「作業中断の代償:スピードとストレスの増大」米国カリフォルニア大学アーバイン校による発表)
集中力を保つためには作業を中断しない工夫と、
継続するための適度なリカバリが必要なのです。
30秒セルフチェック:残量50%以下ならリカバリ必須
タスクの切り替えが増えるほど、知らないうちに脳は疲れていきます。
まず、今の自分の脳の充電残量を
次の項目でチェックしてみましょう。
100%スタート、該当1項目につき−10%(目安)
① 直近45分以上、席を立っていない
② 前回の休憩以降、120ml以上の水分を摂っていない
③ 視線が液晶から外れていない
④ 肩を回していない/呼吸が浅い
⑤ 「取り組むべき作業より通知への反応」が多い感覚
合計 50%以下 → リカバリが必須です!
どうでしたか?
50%以下だった方は、一度この記事を読むのをやめて、
まずは脳の充電のリカバリをしてみてください!
リカバリの方法は以下の通りです。
30 秒:立って両腕伸ばし+体側面ストレッチ
30 秒:コップ1杯(150-200ml)の水 or 白湯、小さなおやつをつまむ
30 秒:森林系・雨音など環境BGMを再生
期待効果:
・ストレッチで筋緊張を緩める
・血糖&水分補給
・リラックス
切り替え回数ゼロ化作戦:3ブロック再配置ワーク

脳の充電のリカバリができたら、
集中するための戦略を作っていきましょう。
先にお話ししたとおり、
集中力は”脳のタスク切り替え回数”
で削られています。
ということは、
可能な限り切り替え回数を減らせば、
より集中して作業に取り組みやすくなる
と言えます。
そこでご紹介するのは
3ブロック再配置ワーク
です。
①分類分け
タスクを
【深】=思考系
【浅】=単純系
【家事】
の3つに分類
②再配置
細かな家事は「浅い作業」の時間帯へ束ね、
深い作業ブロックを90分(もしくは60分)確保
ステップはたったこれだけ。
深い作業ブロックは最大でも90分に区切り、
間に休憩を挟みましょう。
ポモドーロテクニックをとり入れると進めやすくなります。
※ポモドーロテクニック
25分間の集中作業と5分間の休憩を繰り返すことで、集中力を高め、効率的に作業を進める時間管理法
25分作業→5分リカバリ
×3回=90分
×2回=60分
この繰り返しで深い作業に対応できます。
リカバリ方法は先ほどご紹介した
90秒の脳リカバリメニュー
を応用するのがオススメです。
3ブロック再配置ワークを使って、
実際のスケジュールを組んでみました。
このスケジュールを参考に、
ご自身の生活に合ったスケジュールを組んでみてくださいね!
在宅ワーク・モデルスケジュール(園児ママの場合)
05:00-06:30 【深】 集中系タスク(家族が寝ている時間)
06:30-08:00 【家事】 朝食/身支度/登園準備 (完全家事の時間)
08:00-09:00 【浅】 登園・帰宅途中に買い物 (音声でながらインプット可)
09:00-10:00 【浅】残り家事/メール整理/音声学習など軽作業
10:00-11:30 【深】集中系タスク
11:30-12:00 【浅】 ルーチンワークなどの軽めの作業
12:00-13:00 【家事】昼食・キッチン片付け・軽い掃除など
13:00-13:30 【リカバリ】 軽ストレッチ・昼寝20分(眠かったら潔く昼寝!)
13:30-14:30 【深】集中系タスク
14:30-15:00 【浅】メールチェック(緊急度判定→深タスクに持ち込まない)
15:00-16:30 【深】集中系タスク
16:30-17:30 【家事】夕食準備 / お迎え (ママモードで仕事脳をリセット)
17:30-20:30 【家事】夕食 / 入浴 / 片づけ / 寝かしつけ(料理中は耳読書も可)
20:30-21:00 【リカバリ】10分ストレッチ(自律神経を整えて夜タスクの質↑)
21:00-22:00 【深】集中系タスク→【浅】明日のToDo整理、デスク片付け
22:00-22:30 【リカバリ】読書 or ノイズ音でリラックス就寝
「こんなに細かく決められない!」
という方は、
「【家事】と【深】タスクの時間をある程度固定し、
余った時間に【浅】タスクを入れる」
というゆるめの決め方でOK。
大切なのは、切り替え回数をいかに減らすか。
「スケジュールをきっちり決めよう!」
と気負わなくて大丈夫です。
ポイントをまとめます。
深い作業ブロック
:思考・分析系タスクを90分前後で固定
浅い作業ブロック
:認知負荷が低い単純作業を5-30分に束ねる、家事しながらもOK
脳リカバリ
:立ち伸び+水分+環境音でミニ充電して脳をリセット
💡家事と仕事をジグザグに挟まず “塊” で処理して切り替えを減らす
→ 再集中に要する25分ロスを削減
💡家族イベントを動かせない前提で、深い作業を先にスケジュール確保
→ 余白に浅い作業を流し込むと、切り替え回数をぐっと抑えられる
💡深い作業中に、家族からの“緊急呼び出し”がある場合も
→その時は“再着手ポイント”を1行メモして作業を中断
集中をサポートする“ミニ装備”3選

次に、集中をサポートするミニ装備3つをご紹介します。
【深】【浅】【家事】の3ブロックそれぞれで
使えるものを選びました。
①ノイズキャンセル対応イヤホン
“深い作業中に集中できるBGMを流す”
”脳リカバリの時間にリラックスできる音楽を流す”
など、自分の集中できる環境を整えられます。
②タイマー
深い作業中、25分/5分などポモドーロテクニックで使用します。
Webアプリやスマートウォッチがオススメです。
③デスク横に置くハンディ掃除機
浅い作業中や家事の時間、ささっと片付けできる
アイテムが身近にあると、達成感UPにつながります。
やる気UPのためにお気に入りを見つけて買うのも良し、
家にあるもので代用するも良し。
自分なりのアイテムを見つけてみてくださいね!
今日からできる、スタートガイド

このページを閉じる前に、次の3ステップに取り掛かってみませんか?
①手元のメモに今日のタスクを【深】・【浅】・【家事】で書き分ける
②スマホのタイマーを25分/5分にセットして【深】作業スタート
③終わったら60秒だけデスクを拭き、達成感を上書き
家事、育児、仕事に追われる毎日の忙しさは消せません。
でも、「脳の切り替え回数」は今日から減らせます。
今すぐ分類分け→タイマーON。
切り替えゼロ化生活の初日を始めましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
またお会いできるのを楽しみにしています🍀